Mail Magazine
JARC-Net Mail Magazine [7/5]
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J-ARC Net メールマガジン 第014号 (2019.7.5発行)
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北極域研究共同推進拠点(J-ARC Net)から北極域関係者並びに衛星観測関係者等の皆さま宛に発信するメールマガジンです。
毎号北極域に関係する共同研究や人材育成プログラムの公募、オ-プンセミナ-やシンポジウム、研究会の開催、人材募集、最新研究情報、産学官民連携推進に関する情報等を月1回程度配信します。
J-ARC Net は2016年4月に文部科学省「共同利用・共同研究拠点」に認定され発足しました。詳細はJ-ARC Netホ-ムペ-ジをご覧ください。
http://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/
連絡先: J-ARC Net 広報 Jarcnet(at)arc.hokudai.ac.jp < http://arc.hokudai.ac.jp >
< ニュ-ス目次>
1. 2019 年度 北極域研究共同推進拠点 (J-ARC Net) 共同研究公募 採択結果公開 ( 継続 )
2. 平成30年度(2018年度) 北極域研究共同推進拠点 共同研究報告書の公開(継続)
< イベント目次>
1. 7/24 第7回北極域オ-プンセミナ-開催ご案内
2. 8/9 北極基礎市民講座 ~北極の不思議 もっと知ろうその魅力~ 第2回ご案内
3. 11/21-22 2019 年度北極域課題解決人材育成講座「北極域科学概論」開催告知
< 研究紹介目次>
1. 北方林での大規模な森林火災の発生に関する気象条件が明らかになりました。(研究論文、北大北極域研究センター)
以下詳細
< ニュ-ス>
1. 2019 年度 北極域研究共同推進拠点 (J-ARC Net) 共同研究公募 採択結果公開
(1) 研究者コミュニティ支援事業、及び(2) 産学官連携支援事業にかかる公募の採択結果を研究代表者に通知し公開しました。
http://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/joint_research/
2. 平成30年度(2018年度) 北極域研究共同推進拠点 共同研究報告書の公開
a. 共同利用・共同研究課題 研究者コミュニティ支援事業
b. 共同利用・共同研究課題 産学官連携支援事業
詳しくは次をご覧ください
https://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/joint_research/joint_research_report/
< イベント>
1. 7/24 第7回北極域オ-プンセミナ-開催案内
主題:「変化する北極域環境と北海道への影響」
今回は、北極域の環境変化がどのような形で北海道に影響を及ぼしているのか、どう関連しているのかを実感いただくことを主旨として開催します。
日時: 7/24(水) 、 13:30 ~ 18:00 + 交流会 18:15 ~ 19:45
場所: 北海道大学 百年記念会館 大会議室
https://www.hokudai.ac.jp/bureau/property/s03/access/
参加費: 無料 (ただし交流会は有料)
主催: J-ARC Net
お問合わせ・申込(〆切7/12)
詳細: 次をご覧ください。
http://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/news/21983/
2. 北極基礎市民講座 ~北極の不思議 もっと知ろうその魅力~ 第2回ご案内
2019 年度新たに開講した本講座は、大きく変動する北極に関する最新の情報を自然科学だけではなく人文社会科学を含む幅広い視点で第一線の専門家が分かりやすく解説します。年間を通し、6回(2019年6月21日~2020年3月27日)、12講義を行います。
<第1回>
6月21日(金)終了
<第2回>
日時: 8月9日(金)
15:00 ~16:00北極の「海の生態系」・・海氷減少と食物連鎖
16:10 ~17:10北極の「大気」・・北極の気象・気候について、わかっていること/いないこと
会場: 日本印刷会館 (東京都中央区)
参加費: 無料、先着100名様
主催: J-ARC Net、共催:日本極域研究振興会、後援:(株)クル-ズライフ他
申込方法、詳細、お問合せ等: 次をご覧ください。
https://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/news/22012/
3. 2019 年度北極域課題解決人材育成講座「北極域科学概論」開催告知
本講座は、第一線で活躍する自然科学から人文・社会科学までの研究者を講師陣に招き、俯瞰的な視野を持ち北極域の課題解決に貢献する人材の育成を目的としています。
日時: 11月21日(木)~22日(金)
会場: 札幌・東京会場二元中継による同時開催
・札幌会場(北海道大学創成科学研究棟大会議室)
http://www.cris.hokudai.ac.jp/cris/location-access/
・東京会場(海洋研究開発機構東京事務所)
http://www.jamstec.go.jp/j/about/access/tokyo.html
参加費: 受講料無料
応募・参加申込方法: 8月下旬 を目処に応募を開始します。
詳細、お問い合わせ等: 次をご覧ください。
https://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/news/22099/
< 研究紹介>
1. 北方林での大規模な森林火災の発生に関する気象条件が明らかになりました (サハ共和国南部での解析結果、第1報論文)
北方林での森林火災は、偏西風の蛇行により生じる高層で高気圧システムが形成され、亜熱帯高圧帯付近からの暖気塊が北上し到達することで、大規模な火災が発生することを(多くの天気図と温度分布図の分析から)明らかにしました。さらに、最大級の激しい火災は、地表付近での風速が増加することで、発生することも明らかにしました。
研究結果から、南方からの暖気塊が北極圏付近の森林地帯までの北上には数日間を要するので、暖気塊の挙動を温度分布図で監視することで、火災警報を出せることが可能となりました。大規模な森林火災の発生を防止できれば、二酸化炭素の放出量を抑制でき気候変動の緩和策となります。
H. Hayasaka(北大・北極域研究センター), K. Yamazaki, and D. Naito, “Weather Conditions and Warm Air Masses in Southern Sakha During Active Forest Fire Periods”, J. Disaster Res., Vol.14, No.4, pp. 641-648, 2019. doi: 10.20965/jdr.2019.p0641 https://www.fujipress.jp/jdr/dr/ (free)
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発行:北極域研究共同推進拠点本部事務局(北海道大学北極域研究センター内)
広報:mail: Jarcnet(at) arc.hokudai.ac.jp
tel: 011-706-9074
URL: http://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/
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