Mail Magazine
JARC-Net Mail Magazine [8/5]
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J-ARC Net メールマガジン 第015号 (2019.8.5発行)
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北極域研究共同推進拠点(J-ARC Net)から北極域関係者並びに衛星観測関係者等の皆さま宛に発信するメールマガジンです。
毎号北極域に関係する共同研究や人材育成プログラムの公募、オ-プンセミナ-やシンポジウム、研究会の開催、人材募集、最新研究情報、産学官民連携推進に関する情報等を月1回程度配信します。
J-ARC Netは2016年4月に文部科学省「共同利用・共同研究拠点」に認定され発足しました。詳細はJ-ARC Netホ-ムペ-ジをご覧ください。
http://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/
連絡先: J-ARC Net 広報 Jarcnet(at)arc.hokudai.ac.jp < http://arc.hokudai.ac.jp >
目次
< ニュ-ス>
1. 2019 年度 北極域研究共同推進拠点 (J-ARC Net) 共同研究公募 採択結果公開 ( 継続 )
2. 平成30年度(2018年度) 北極域研究共同推進拠点 共同研究報告書の公開(継続)
3. 北海道サマーインスティチュート2019, 7/29~7/31 “北極の自然科学・社会科学入門開講報告(新規)
< イベント>
1. 8/8 変わりゆく北極について考えるボードゲーム『The Arctic』体験会開催
2. 8/9 北極基礎市民講座 ~北極の不思議 もっと知ろうその魅力~ 第2回ご案内
3. 9/6 必着 第 16 回中高生 南極◆北極科学 コンテスト 大募集
4. 11/21-22 2019 年度北極域課題解決人材育成講座「北極域科学概論」開催告知
< 研究紹介>
1. シベリアとアラスカの北方林での大規模な森林火災の発生に関する気象条件が明らかになりました(その2)(研究論文、北大北極域研究センター)
以下詳細
< ニュ-ス>
1. 2019 年度 北極域研究共同推進拠点 (J-ARC Net) 共同研究公募 採択結果公開
(1) 研究者コミュニティ支援事業、及び(2) 産学官連携支援事業にかかる公募の採択結果を研究代表者に通知し公開しました。
http://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/joint_research/
2. 平成30年度(2018年度) 北極域研究共同推進拠点 共同研究報告書の公開
a. 共同利用・共同研究課題 研究者コミュニティ支援事業
b. 共同利用・共同研究課題 産学官連携支援事業
詳しくは次をご覧ください
https://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/joint_research/joint_research_report/
3. 北海道サマーインスティチュート2019, 7/29~7/31 “北極の自然科学・社会科学入門開講報告(新規)
北大では、北海道サマー・インスティテュート2019(The Hokkaido Summer Institute ;HSI 2019 )を開講中です。今年は世界各国から第一線の研究者160名以上が集まり、6月~9月の期間に、国内外の学生を対象として英語の授業を実施しています。北極域研究センターでは、“北極の自然科学・社会科学入門Introduction to Arctic natural and social sciences” を、7月29日~7月31日に開講しました。この3日間のコースには内外の学生約30名が集まりました。
詳細は次をご覧ください。
https://www.arc.hokudai.ac.jp/hsi2019/
< イベント>
1. 変わりゆく北極について考えるボードゲーム『The Arctic』体験会開催
研究者と未来館がタッグを組み、変わりゆく北極について考えるボードゲーム『The Arctic』を開発しました! 今回のイベントが初公開となります。『The Arctic』を通して、北極での暮らしや開発、北極研究の最前線を体験し、今後私たちはどのような選択をしていくべきなのかを考えてみませんか。
2019年8月8日(木)@日本科学未来館 3階 実験工房
開催時間:(1)13:30~15:00、(2)15:30~17:00の2回
参加費:日本科学未来館の入館料のみ
定員:各回30名
詳しくは次をご覧ください。
https://www.miraikan.jst.go.jp/event/1908081024512.html
2. 北極基礎市民講座 ~北極の不思議 もっと知ろうその魅力~ 第2回ご案内
2019年度新たに開講した本講座は、大きく変動する北極に関する最新の情報を自然科学だけではなく人文社会科学を含む幅広い視点で第一線の専門家が分かりやすく解説します。年間を通し、6回(2019年6月21日~2020年3月27日)、12講義を行います。
< 第 1 回 >
6月21日(金)終了
< 第 2 回 >
日時: 8月9日(金)
15:00 ~16:00北極の「海の生態系」・・海氷減少と食物連鎖
16:10 ~17:10北極の「大気」・・北極の気象・気候について、わかっていること/いないこと
会場: 日本印刷会館 (東京都中央区)
参加費: 無料、先着100名様
主催: J-ARC Net、共催:日本極域研究振興会、後援:(株)クル-ズライフ他
申込方法、詳細、お問合せ等: 次をご覧ください。
https://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/news/22012/
3. 9/6 必着 第16回中高生 南極◆北極科学コンテスト 大募集
中学生、高校生の皆さん
南極や北極は、人為的な汚染が少なく、地球や宇宙を理解する上で絶好の観測場所であり、科学の最前線でもあります。そんな南極や北極で実施したい、観測・実験や調査、あるいは極地の自然環境を活かした技術開発の提案を広く募集します。研究者も驚くような斬新なアイデアを提案してみませんか。
詳しくは次をご覧ください。
https://www.nipr.ac.jp/juniorcontest/
https://www.nipr.ac.jp/juniorcontest/doc/2019youkou.pdf
4. 2019 年度北極域課題解決人材育成講座「北極域科学概論」開催告知
本講座は、第一線で活躍する自然科学から人文・社会科学までの研究者を講師陣に招き、俯瞰的な視野を持ち北極域の課題解決に貢献する人材の育成を目的としています。
日時: 11月21日(木)~22日(金)
会場: 札幌・東京会場二元中継による同時開催
・札幌会場(北海道大学創成科学研究棟大会議室)
http://www.cris.hokudai.ac.jp/cris/location-access/
・東京会場(海洋研究開発機構東京事務所)
http://www.jamstec.go.jp/j/about/access/tokyo.html
参加費: 受講料無料
応募・参加申込方法: 8月下旬を目処に応募を開始します。
詳細、お問い合わせ等: 次をご覧ください。
https://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/news/22099/
< 研究紹介>
1. シベリアとアラスカの北方林での大規模な森林火災の発生に関する気象条件が明らかになりました(その2)(研究論文、北大北極域研究センター)
大規模な森林火災は、第1報のサハと同様に、偏西風の蛇行により生じる南方からの暖気塊の北上に伴って発生していることがわかりました。第2報の比較研究結果から、大規模な火災は主にサハとアラスカで発生しており、各地域での火災体制(fire regime:気候(気象)、地形、植生などとの関係)が明らかになりつつあります。各地域の大規模火災を暖気塊の挙動を温度分布図で監視し抑制できれば、二酸化炭素の吸収源としての森林の焼失を防げるばかりでなく、火災による林床の攪乱により融解凍土などから生じるメタンの急激な放出も抑制でき、気候変動の緩和策となります。
(第2報)
H. Hayasaka(北大・北極域研究センター), K. Yamazaki, and D. Naito, “Weather Conditions and Warm Air Masses during Active Fire-periods in Boreal Forests”, Polar Science, In press.
https://doi.org/10.1016/j.polar.2019.07.002
https://www.journals.elsevier.com/polar-science/
Impact Factor: 1.190
(第1報)
H. Hayasaka(北大・北極域研究センター), K. Yamazaki, and D. Naito, “Weather Conditions and Warm Air Masses in Southern Sakha During Active Forest Fire Periods”, J. Disaster Res., Vol.14, No.4, pp. 641-648, 2019.
https://doi.org/10.20965/jdr.2019.p0641
https://www.fujipress.jp/jdr/dr/ (free)
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発行:北極域研究共同推進拠点本部事務局(北海道大学北極域研究センター内)
広報:mail: Jarcnet(at)arc.hokudai.ac.jp
tel: 011-706-9074
URL: http://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/
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