Mail Magazine
JARC-Net Mail Magazine [9/8]
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J-ARC Net メールマガジン 第043号 (2021.9.08発行)
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北極域研究共同推進拠点(J-ARC Net)※1から北極域関係者並びに衛星観測関係者等の皆さま宛に発信するメールマガジンです。
毎号北極域に関係する共同研究や人材育成プログラムの公募、オ-プンセミナ-やシンポジウム、研究会の開催、人材募集、最新研究情報、産学官民連携推進に関する情報等を月1回程度配信します。
J-ARC Netは2016年4月に文部科学省「共同利用・共同研究拠点」に認定され発足しました。詳細はJ-ARC Netホ-ムペ-ジをご覧ください。
http://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/
連絡先: J-ARC Net広報 Jarcnet(at) arc.hokudai.ac.jp
http://arc.hokudai.ac.jp
※1 北海道大学北極域研究センタ-(ARC)を中核施設、国立極地研究所国際北極環境研究センター、及び海洋研究開発機構北極環境変動総合研究センターを連携
施設とする3研究施設によって構成されます。
目次
<ニュ-ス>
1. 2021(令和3)年度北極域研究共同推進拠点 第2次公募開始のお知らせ(公募締切9/15) (J-ARC Net)
2. 北極圏国における入国制限措置の現況(9/1更新)(NIPR)
<イベント>
1. 10/19(火) 2021年度第11回北極域オープンセミナー開催(参加登録締切10/17(日)(J-ARC Net)
2. 9/14(火)オンラインワークショップ:マルチレベルガバナンスおよび地域間協力:Vol.3 –北極域と北方地域における持続可能な地域開発、国際協力と保護北極圏の環境(参加者登録締切9/12)(ARC、HaRP、ArCSⅡ他)
3. 9/29(水)-30(木)産学官連携 国際会議「北極圏の開発:課題と解決策」(ARCTD2021)開催(9/29-30)(参加者登録締切8/31)(SPbGASU)
4. 国立大学共同利用・共同研究拠点協議会(JURC)主催「すぐわかアカデミア」講演32・33、 配信開始(8/20) (JURC)
<トピックス>
1. 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第6 次評価報告書 (気象庁)
2. 北極圏で落雷の発生が急増、森林火災と永久凍土の融解が温暖化を加速させる (WIRED.jp)
3. シベリア森林火災、延焼続く 煙は北極に到達 (AFP)
詳細
<ニュ-ス>
1. 2021(令和3)年度北極域研究共同推進拠点 第2次公募開始のお知らせ(公募締切 9/15(水)) (J-ARC Net)
J-ARC Net共同研究第2次募集は、昨年度実施したJ-ARC Net共同研究において、コロナ禍で充分活動が出来なかったことなどを考慮し、新たな研究課題を発掘するもので、本年度特別に実施します。
詳細は下記URLをご覧ください。申請書の提出期限は 2021年9月15日(水)です。
https://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/joint_research/public_application/
2. 北極圏国における入国制限措置の現況 (9/1更新)(NIPR)
新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、北極圏国へのアクセスが制限されています。
北極圏国における入国制限措置の現況は、次をご参照ください。
https://www.nipr.ac.jp/aerc/topics/20210901b.pdf
<イベント>
1. 10/19(火) 2021年度第11回北極域オープンセミナー開催 (J-ARC Net)
前回までの北極域オープンセミナーのアンケートより、「気候変動と影響」・「環境保全」に関するニーズが高いことを確認し、今回は北極域に係る環境汚染に関して本セミナーを開催します。「海洋」についてはマイクロプラスチックや油流出、「陸圏」については永久凍土融解による温暖化ガス、病原菌、水銀放出など、「大気」についてはブラックカーボンやPM2.5のエアロゾルなどに関して、北極域に関係する環境汚染問題に対して包括的な最新情報を提供し、自然環境や人間社会、持続的な産業利用などへの影響や対策等について議論することを目的としました。
日時:2021年10月19日(火) 13:20-17:00
場所:オンライン開催 (ZOOM) 、 申込者には事前にZOOM案内のURLをお知らせいたします。
参加費:無料
申込〆切:2021年10月17日(日)
申込フォーム: https://forms.gle/GJe44zEasbynp7Df6
詳細・お問い合わせ等:
https://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/news/open-seminar/23384/
2. オンラインワークショップ:マルチレベルガバナンスおよび地域間協力:Vol.3 –北極域と北方地域における持続可能な地域開発、国際協力と保護北極圏の環境 (ARC、HaRP、ArCSⅡ他)
日露大学協会総会のサイドイベントとして開催されます。
内容:
●北極圏と北方地域の環境保護とその研究における地域および地方の関係者の役割
●北方と北極の環境保護における北の先住民とその協会の役割
●ロシア北極圏の経済発展:研究プロジェクトの主な結果
●北極圏における国際関係の環境的側面
日時:2021年9月14日(15:00-17:40日本標準時、GMT +9)、オンラインセミナー(無料)
言語:英語(日本語とロシア語の通訳あり)
詳細・登録: https://forms.gle/Esnp2UBHBxjHFZAQ7
登録締切: 2021年9月12日
お問い合わせ(日本語対応): juha.saunavaara(at)arc.hokudai.ac.jp または、
m.v.lomaeva(at)oia.hokudai.ac.jp
3. 産学官連携 国際会議「北極圏の開発:課題と解決策」(ARCTD2021)の開催 (9/29-30)
ロシアと海外大学と、そのパートナーとの間の北極圏開発の科学的問題を解決するための国際協力と経験情報の交換を目的として開催されます。
主なトピック:(分野:建築・建設、都市開発、エンジニアリング、エネルギーなど)
●極北の建築と都市開発:課題と機会
●北極圏の建物、ユーティリティ、輸送インフラストラクチャのエンジニアリング、建設、運用
●北極圏の建設、燃料およびエネルギー複合施設、ユーティリティサービス向けの省エネ材料および技術の開発と応用
●北極圏の技術機械の耐久性と操作の信頼性向上
●北極圏の持続可能な開発のための経済的可能性
開催期間:2021年9月29-30日、オンライン/オフライン開催
主催者:サンクトペテルブルク州立建築土木大学(SPbGASU)。
参加費:無料
申し込み方法: https://forms.gle/3fFGDuiVvUfn917u9 (Googleフォーム経由)
登録締切:2021年8月31日:参加者の登録、2021年9月13日
会議のウェブサイト: http://aricon.spbgasu.ru/en/ (英語)
お問い合わせ先:ロマーエヴァ (m.v.lomaeva(at)oia.hokudai.ac.jp 北海道大学国際部国際連携課、日本語対応)
4. 国立大学共同利用・共同研究拠点協議会(JURC)主催「すぐわかアカデミア」、講演32・33最新配信(8/20) (JURC)
2021年(令和3)8月20日 配信開始
講演32:すぐにわかる医療 AI・コンピュータ
中島 義和(東京医科歯科大学 生体材料工学研究所 教授)
講演33:すぐにわかる重さの不思議
保坂 淳(大阪大学 核物理研究センター 教授)
配信サイト: http://www.kyoten.org/seminar/
J-ARC Net サイト: https://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/news/22442/
<トピックス>
1. 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第6 次評価報告書 (気象庁)
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第54回総会及び同パネル第1作業部会(WG1)第14回会合が7月26日(月)から8月6日(金)にかけてオンラインで開催され、IPCC第6次評価報告書(AR6)WG1報告書(自然科学的根拠)(以下、「AR6/WG1報告書」と言う。)の政策決定者向け要約(SPM)が承認されるとともに、同報告書の本体等が受諾されました。資料は、IPCC 第 54 回総会において承認されたドラフトに基づく暫定訳であり、今後IPCC より公表される確定版報告書に基づき修正する可能性があります。
http://www.jma.go.jp/jma/press/2108/09a/ipcc_ar6_wg1.html
2. 北極圏で落雷の発生が急増、森林火災と永久凍土の融解が温暖化を加速させる(WIRED.jp)
熱帯では一般的な気象現象である落雷が、北極圏でも多く観測されるようになっている。今世紀末に北極圏で発生する落雷の数は2倍以上になる可能性があり、結果として恐ろしい連鎖反応が起きるかもしれない。それは森林火災の増加と永久凍土の融解、そして加速する温暖化という悪循環だ。
https://wired.jp/2021/05/13/more-lightning-in-the-arctic-is-bad-news-for-the-planet/
3. シベリア森林火災、延焼続く 煙は北極に到達 (8/10)
ロシアの気象当局は9日、シベリア(Siberia)地方の森林火災の延焼が続いていると発表した。米航空宇宙局(NASA)の衛星画像によると、煙は北極に達しているという。
AFP:https://www.afpbb.com/articles/-/3361030
NASA:An Unusually Smoky Fire Season in Sakha
https://earthobservatory.nasa.gov/images/148678/an-unusually-smoky-fire-season-in-sakha?src=eoa-iotd
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発行:北極域研究共同推進拠点本部事務局(北海道大学北極域研究センター内)
広報:mail: Jarcnet(at) arc.hokudai.ac.jp
tel: 011-706-9074
URL: http://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/
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