第8回　北極域研究共同推進拠点　北極域オープンセミナー開催のお知らせ

日時： 2019年12月12日（木）13:20－18:00

会場： 海洋研究開発機構(JAMSTEC)　東京事務所共用会議室(東京都千代田区) （アクセス） 

主催： 北極域研究共同推進拠点(国立大学法人北海道大学北極域研究センタ－、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立極地研究所国際北極環境研究センタ－、国立研究開発法人海洋開発機構北極環境変動総合研究センタ－)

参加費：無料 (意見交換会については有料)

本セミナーについて：
　温暖化による海氷減退などの環境変化を背景に、北極域は社会的・経済的変化に直面しています。このような変動を捉え、北極域をめぐっては、エネルギ－をはじめとする資源開発や海運ネットワーク、農林水産業、観光、通信などの持続的利用に向けた可能性への議論が高まりつつあります。このような中、企業や官公庁の皆さまに北極域の最新情報を提供すると共に、新規参入の需要を喚起することを目的とします。
　　　
第8回の主旨について：
　第8回は、「北極域石油・ガス開発の現状と展望」を主題とし、ロシアを中心とした北極域の石油・ガス開発状況、特にヤマルLNG-PJとそれに続くArctic LNG2-PJに関する最新情報を提供し、石油・ガス開発並びに北極海航路利用による海上輸送の期待と課題、国際・国内環境法の役割、持続可能性と生態系や地域社会への影響、今後の方向性や異分野・産学官連携の貢献や期待などについて議論します。

第1回～第7回については、以下URLをご覧ください。
https://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/news/22145/

第8回北極域オープンセミナープログラム (pdf)
第8回北極域オープンセミナーポスター  (pdf)

プログラム：(変更の可能性あります。)
(1) 開会あいさつ(13:20-13:30)
　北海道大学 北極域研究センタ－ 深町 康 センター長

(2)「ロシア北極域石油・ガス開発の戦略と動向」(13:35-14:15)
　石油天然ガス・金属鉱物資源機構調査部調査課（ロシアCIS担当）担当調査役 原田 大輔 氏

(3)「ヤマルLNGプロジェクトの輸送実績と新規北極圏プロジェクトへの取組み」(14:15-14:55)
　株式会社 商船三井 本郷 祐介 氏

<休憩> (14:55-15:10)

(4)「北極海航路の利用：船舶と航行の現状・課題・研究」(15:10-15:50)
　工学院大学 機械工学科 金野 祥久 教授

(5)「北極圏の石油・ガス開発に係る国際環境法とヤマル地域の国内環境法の役割と影響」(15:50-16:30)
　大妻女子大学 社会情報学部　木村 ひとみ 准教授

<休憩> (16:30-16:45)

(6) 「北極圏(ヤマル地域)における開発と環境変化：先住民・地域社会への影響」(16:45-17:25)
　千葉大学大学院 人文科学研究院　吉田 睦 教授

(7) 総合討論 (17:25-17:55)
　モデレーター　北海道大学 北極域研究センター　大塚 夏彦 教授

8）閉会のあいさつ (17:55-18:00)
　国立極地研究所 国際北極環境研究センター 宮岡 宏 センター長

意見交換会：
会費：￥2,000
時間：18:15-19:45
場所：JAMSTEC東京事務所共用会議室

申し込み先：
申込書にご記入の上、j-arcnet(at)arc.hokudai.ac.jpまでお申し込み下さい。（(at)を＠にご変換下さい。）
申込受領後の確認返信をします。
申し込み締切：2019年12月2日（月）締切を12月9日（月）まで延長しました。

申込書をダウンロードする(word 15KB)

お問い合わせ先：
北極域研究共同推進拠点事務　(北海道大学北極域研究センタ－内)
j-arcnet(at)arc.hokudai.ac.jp　
TEL:011-706-9074