メールマガジン

北極域研究共同推進拠点メールマガジン [12/23]

2021/12/23

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 J-ARC Net メールマガジン 第048号 (2021.12.23発行)
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北極域研究共同推進拠点(J-ARC Net)※1から北極域関係者並びに衛星観測関係者等の皆さま宛に発信するメールマガジンです。
毎号北極域に関係する共同研究や人材育成プログラムの公募、オ-プンセミナ-やシンポジウム、研究会の開催、人材募集、最新研究情報、産学官民連携推進に関する情報等を月1回程度配信します。
J-ARC Netは2016年4月に文部科学省「共同利用・共同研究拠点」に認定され発足しました。詳細はJ-ARC Netホ-ムペ-ジをご覧ください。
http://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/
連絡先: J-ARC Net広報  Jarcnet(at) arc.hokudai.ac.jp  <http://arc.hokudai.ac.jp>  

 

※1 北海道大学北極域研究センタ-(ARC)を中核施設、国立極地研究所国際北極環境研究センター、及び海洋研究開発機構北極環境変動総合研究センターを連携施設とする3研究施設によって構成されます。

目次

<ニュ-ス>

1­. 令和3年度(2021年度) 北極域研究共同推進拠点・人材育成プログラム「ウィンタースクール」参加者募集 (1/17〆切)(J-ARC Net)

 

<イベント>

1. 2/21-2336回北方圏国際シンポジウム オンライン開催(主催:紋別市/共催:J-ARC Net)

2.国立大学共同利用・共同研究拠点協議会(JURC)主催「すぐわかアカデミア」、講演40・41最新配信(12/17) (JURC/J-ARC Net)

 

<トピックス>

1-1. 永久凍土地帯に突如現れた巨大クレーター 気になる温暖化との関係。ヤマル半島に出現した謎のクレーター群(2021.12.日経ビジネス)

1-2. シベリアの永久凍土にできた巨大陥没穴の謎、現地調査で解明(2021.12.18.CNN)

2. 2021年のサハでのまれで極端な山火事(Atmosphere  Volume 12  Issue 12  10.3390/atmos12121572, Published: 30 November 2021)

 

詳細

<ニュ-ス>

1­. 令和3年度(2021年度) 北極域研究共同推進拠点・人材育成プログラム「ウィンタースクール」参加者募集 (1/17〆切)(J-ARC Net)

オホーツク沿岸地域において寒冷地の自然環境、文化・社会、及び産業を学ぶ巡検とセミナーを実施し、最終日に参加者による発表会を実施します。

巡検予定場所:能取湖・サロマ湖周辺での研究活動視察、オホーツク流氷観光砕氷船おーろら乗船と流氷観測、オホーツク流氷館、北方民族博物館、など。

講義:知床財団、ロシア大学等からの講義等

日程詳細は、別紙プログラムをご覧ください。

https://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/news/jinzai/winter-school/23578/ 

 

参加申込方法

(1) 応募方法:以下 2 点を送信下さい。

1. 下記参加申込書 URL に必要事項を記入の上、送信してください。

https://forms.gle/TbGgeJuBshynfxjj6 

2. 指導教員または所属機関から、承諾している旨のメールを別途お送り下さい。

その際はメールタイトルに「R3 年度人材育成プログラム参加承諾」、メール本文

に参加申込者の名前を記入して下さい。

Email: jarcnet_school(at)ml.hokudai.ac.jp 

(2) 申込期限:令和 3 年 1 月 17 日(月) 必着

 

<イベント>

1­. 2/21-2336回北方圏国際シンポジウム「オホーツク海と流氷」 2022 開催(主催:紋別市/共催J-ARC Net)

今回は世界ではコロナ禍がいまだ収束していないために変則的な形で開催します。学術分科会は 2022 年2月21日(月)から23日(水)までオンラインで開催し,最新の海氷研究から北極航路,地球温暖化,環境問題,海洋生物,オホーツク地域の諸問題まで様々な話題を募集します。オンラインになった分,遠くの方も参加しやすくなったので是非皆様,奮ってご応募ください。また「市民公開講座」や「子どもシンポジウム」など市民向け行事は,会場,ポスター展示,出前授業等で開催します。

【オンライン学術分科会】

■期 間: 2022年2月21日(月)~23日(水)

■開催本部会場: 北海道大学北極域研究センター 、 オホーツク流氷科学センター

■主 催:紋別市

■共 催:北海道大学北極域研究センター

              北極域共同推進拠点 (J-ARC Net)

■次の URL からご発表・参加ご登録下さい。 https://forms.gle/cMBSyQHQ7sBntQm99 

■詳細:https://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/news/symposium/23522/ 

 

2.国立大学共同利用・共同研究拠点協議会(JURC)主催「すぐわかアカデミア」、講演40・41最新配信(12/17) (JURC/J-ARC Net)

2021年(令和3年)1217日 配信開始

講演40:すぐにわかる身近なDNA損傷

    高田 穣(京都大学大学院 生命科学研究科附属放射線生物研究センター 教授)

講演41:すぐにわかる染色体の世界

    阿部 悠(長崎大学 原爆後障害医療研究所 助教)

今までの知の拠点【すぐわかアカデミア。】動画をご覧になりたい方はこちら (2020年4月17日より毎月追加)

配信サイト:http://www.kyoten.org/seminar/

 

<トピックス>

1-1. 永久凍土地帯に突如現れた巨大クレーター 気になる温暖化との関係。ヤマル半島に出現した謎のクレーター群(2021.12.日経ビジネス)

2014年7月、天然ガス採掘基地に向かってロシア北西部ヤマル半島のツンドラ永久凍土帯上空を飛行していたヘリコプターのクルーが大地を穿(うが)った巨大なクレーターを発見しました。このニュースから約1年間でさらに6つのクレーター出現が報告され、2020年末までに17個のクレーターが発見されています。今回は、様々な角度から実施された現地調査や研究の結果を紹介しながら、ヤマル地域の永久凍土地帯に出現したクレーターの謎に迫ります。

https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00374/120100006/

 

1-2. シベリアの永久凍土にできた巨大陥没穴の謎、現地調査で解明(2021.12.18.CNN)

シベリアのツンドラ地帯に昨年、突如として出現した巨大なクレーターの現地調査を行ったロシアの研究チームが、このほど科学誌に調査結果を発表した。何もない平原にできた円形の陥没穴は、地下にたまったメタンガスが噴出し、氷や岩石を吹き飛ばして形成されていました。

ロシア北極圏のヤマル半島とギダン半島に陥没穴が出現したのは、2013年に最初に発見されて以来、これで17個目でした。原因については気候変動との関係が指摘され、研究チームはドローンによる撮影や3次元立体モデルの作成、人工知能(AI)などを駆使して謎の解明に取り組んできました。

https://www.cnn.co.jp/fringe/35166664.html   

 

2. 2021年のサハでのまれで極端な山火事(Atmosphere  Volume 12  Issue 12  10.3390/atmos12121572, Published: 30 November 2021)

2021年にサハで大規模な山火事が発生しました。火災分析の結果、2021年のホットスポットの総数は267,000を超えました。これは、2002年以降の過去19年間の平均火災数の約5.8倍です。2021年の1日の最大ホットスポット数は16,226で、8月2日に検出されました。バレンツ海の低気圧の停滞による大きな偏西風は、南から高緯度に高気圧と暖気団をもたらし、暖かく乾燥した状態を作り出しました。火事に適した条件です。これらに加えて、北極海の高気圧の発達に関連した強い南東風が吹きました。2021年の記録的なサハ火災シーズンは、急速な気候変動によって引き起こされた極端な現象の例です。

https://doi.org/10.3390/atmos12121572

 

発行:北極域研究共同推進拠点本部事務局(北海道大学北極域研究センター内)
広報:mail: Jarcnet(at) arc.hokudai.ac.jp
                        tel: 011-706-9074
URL:  http://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/
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