メールマガジン
北極域研究共同推進拠点メールマガジン [11/19] 臨時発行
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J-ARC Net メールマガジン 第047号 (2021.11.19臨時発行)
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北極域研究共同推進拠点(J-ARC Net)※1から北極域関係者並びに衛星観測関係者等の皆さま宛に発信するメールマガジンです。
毎号北極域に関係する共同研究や人材育成プログラムの公募、オ-プンセミナ-やシンポジウム、研究会の開催、人材募集、最新研究情報、産学官民連携推進に関する情報等を月1回程度配信します。
J-ARC Netは2016年4月に文部科学省「共同利用・共同研究拠点」に認定され発足しました。詳細はJ-ARC Netホ-ムペ-ジをご覧ください。
http://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/
連絡先: J-ARC Net広報 Jarcnet(at) arc.hokudai.ac.jp <http://arc.hokudai.ac.jp>
※1 北海道大学北極域研究センタ-(ARC)を中核施設、国立極地研究所国際北極環境研究センター、及び海洋研究開発機構北極環境変動総合研究センターを連携施設とする3研究施設によって構成されます。
目次
<ニュ-ス>
1. 2/21-23第36回北方圏国際シンポジウム オンライン開催(主催:紋別市/共催:J-ARC Net)
2. 国立大学共同利用・共同研究拠点協議会(JURC)主催「すぐわかアカデミア」、講演38・39最新配信(11/19) (JURC/J-ARC Net)
3. 海外交流研究力強化プログラム海外交流計画の公募について(2022年度開始)お知らせ (ArCS II)
4. 北極域研究加速に向けた研究計画の公募について(2022年度開始)お知らせ。公募締切延長11/26まで (ArCS II)
5. ArCS II若手人材海外派遣プログラム2021年度第3回派遣支援のお知らせ。公募締切延長12/2まで (ArCS II)
<イベント>
1. 12/8-9 2021年度第12回北極域オープンセミナー開催(締切12/1(水) (申込締切12/1) (J-ARC Net、HaRP他)
2. 12/16北極域技術研究フォーラムワークショップ「北極域に関する技術研究のニーズ/シーズ分析とマッチング検討集会」開催(締切12/13) (J-ARC Net/ATRF)
3. 11/21-23 国際シンポジウム”The 14th Polar Law Symposium 2021”開催(PCRC(神戸大学)他)
4. 12/9北極域実践コミュニティ 第1回トークイベント 「みんなで北極域の未来を考えよう 北極探検家X北極研究者」(ArCSⅡ)
<トピックス>
1. サハでの火災の記録破りの年(NASA Earthobservatory)
2. グリーンランドの砂嵐(NASA Earthobservatory)
詳細
<ニュ-ス>
1. 2/21-23第36回北方圏国際シンポジウム「オホーツク海と流氷」 2022 開催(主催:紋別市/共催J-ARC Net他)
今回は世界ではコロナ禍がいまだ収束していないために変則的な形で開催します。学術分科会は 2022 年2月21日(月)から23日(水)までオンラインで開催し,最新の海氷研究から北極航路,地球温暖化,環境問題,海洋生物,オホーツク地域の諸問題まで様々な話題を募集します。オンラインになった分,遠くの方も参加しやすくなったので是非皆様,奮ってご応募ください。また「市民公開講座」や「子どもシンポジウム」など市民向け行事は,会場,ポスター展示,出前授業等で開催します。
【オンライン学術分科会】
■期 間: 2022年2月21日(月)~23日(水)
■開催本部会場: 北海道大学北極域研究センター 、 オホーツク流氷科学センター
■主 催:紋別市
■共 催:北海道大学北極域研究センター
北極域共同推進拠点 (J-ARC Net)
■次の URL からご登録下さい。 https://forms.gle/cMBSyQHQ7sBntQm99
■詳細:https://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/news/symposium/23522/
2.国立大学共同利用・共同研究拠点協議会(JURC)主催「すぐわかアカデミア」、講演38・39最新配信(11/19) (JURC/J-ARC Net)
2021年(令和3年)11月19日 配信開始予定
講演38:すぐにわかる木でつくる地震に強い建物 ~木造耐震技術の未来~
五十田 博(京都大学 生存圏研究所 教授)
講演39:すぐにわかる極小の世界
時安 敦史(東北大学 電子光理学研究センター 助教)
配信サイト:http://www.kyoten.org/seminar/
今までの知の拠点【すぐわかアカデミア。】動画をご覧になりたい方はこちら (2020年4月17日より毎月追加)
https://www.youtube.com/channel/UCnrOC_fopoXZTGGgagIbHIg
3.海外交流研究力強化プログラム海外交流計画の公募について(2022年度開始)お知らせ (ArCS II)
大学等研究機関の研究室・研究グループ単位で海外の研究機関と連携して実施する北極域を対象とする国際共同研究計画のもとに、若手を中心とする研究者の海外派遣、海外からの研究者の招聘、および国際ワークショップ・共同セミナー等の開催を支援します。
募集期間:2021年9月10日(金)~2021年11月30日(火)正午
詳細・申込など:https://www.nipr.ac.jp/arcs2/info/exchange-2022/
4.北極域研究加速に向けた研究計画の公募について(2022年度開始)お知らせ。公募締切延長 (ArCS II)
北極域に関する緊急性の高い課題や若手研究者による挑戦的・萌芽的な課題を中心に、プロジェクトゴールの達成に貢献する研究計画を以下のとおり公募します。
募集期間:2021年9月10日(金)~2021年11月26日(金)正午
詳細・申込など:https://www.nipr.ac.jp/arcs2/info/complementary-2022/
5. ArCS II若手人材海外派遣プログラム2021年度第3回派遣支援おしらせ。応募締切延長(ArCSⅡ)
応募締切:2021年11月10日(水)15:00 →12月2日(木)15:00
募集対象:短期派遣支援/中・長期派遣(大学院生・研究者向け/実務者向け)
派遣開始時期:2021年12月上旬~2022年3月下旬
https://www.nipr.ac.jp/arcs2/info/essential3-2021/
<イベント>
1. 12/8(水)-9(木) 2021年度第12回北極域オープンセミナー開催 (申込締切12/1) (J-ARC Net、HaRP他)
第12回J-ARCネットオープンセミナーとの連携国際ワークショップ「太平洋北極圏における持続可能なクルーズ産業の発展:過去の発展と将来の展望」
開催のお知らせ(申込締切12/1)
日時:2022年12月8日(水)、9日(木) 14:00–17:00 (日本時間) / 8:00–11:00 (モスクワ時間)
開催形態:オンライン開催 Online (via Zoom)
主催:J-ARC Net、HaRP、ArCSⅡ
共催:アジアの北極圏のUArctic Thematic Network
言語:日本語/英語/ロシア語 同時通訳
申込締切:Google Form により12月1日(水)までに登録
申込:https://forms.gle/vkm5QvHkTNc68HBj9
プログラムと詳細:https://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/news/open-seminar/23487/?lang=ja
連絡先・お問い合わせ先(日本語/英語/ロシア語):北海道大学北極域研究センター
田中 雅人 mtanaka(at)arc.hokudai.ac.jp
ユハ サウナワーラJuha Saunavaara, juha.saunavaara(at)arc.hokudai.ac.jp
マリーナ ロマーエヴァMarina Lomaeva, m.v.lomaeva(at)arc.hokudai.ac.jp
((at)は@に読み替えてください、)
本セミナーについて:
このワークショップには、北海道・極東北極圏ロシア、オホーツク海・北北太平洋・ベーリング海・チュクチ海などの陸海域での経済的、環境的、社会的に持続可能で責任あるクルーズ観光に関心のある研究者、公的機関、民間企業、NGOが集まり、環境保護や管理と規制から、運営のための社会的ライセンス、港湾と観光関連のインフラストラクチャー、経済的実現可能性、地域間協力と人材育成までにわたり、これまでと展望について情報提供し話し合います。
このイベントが既存の知識と経験を統合し、さらなる分析が必要な重要課題と機会を得るのに役立ち、さまざまな国の関連する関係者が互いに意見交換することを可能にします。
2. 12/16北極域技術研究フォーラムワークショップ「北極域に関する技術研究のニーズ/シーズ分析とマッチング検討集会」開催(締切12/13) (J-ARC Net/ATRF)
北極域技術研究フォーラム(ATRF)は、日本における氷海技術(観測・評価技術、衛星モニタリング技術、適応技術、実証技術)を有する企業、北極域に参入する船舶・海運、石油・ガス企業など、11 業種への日本の技術開発や産学官の取組などに関する強味・弱みや事業の機会などのアンケート並びにヒヤリングを行ってきました。これらの情報を集約し、北極域に適応できる技術ニーズ/シーズ及び課題をステークホルダーに発信し、その影響・課題解決に向けた方策を分析し、それを反映させるスパイラルを構築する集会活動を行っております。
日時:2021年12月16日(木)
形態:オンライン開催(zoom)
参加申込:氏名(ふりがな)、所属、メールアドレスをご記入の上、メールタイトルを「フォーラムワークショップ参加」とし、下記までお申し込みください。
エンジリアリング協会・黒川 明 kurokawa(at)enaa.or.jp ((at)は@に読み替えてください。)
申込期限:2021年12月13日(月)
プログラム等:https://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/news/symposium/23515/
3. 11/21-23 国際シンポジウム”The 14th Polar Law Symposium 2021”開催(PCRC(神戸大学)他)
第14回極地法シンポジウムは、「瑠璃色の地球」、極域からの法的メッセージという詩的なテーマの下で開催されます。
日時:11月21(日)-23(火)
参加:無料
詳細・登録申込:https://www.2021polarlawsymposium.org/
4. 北極域実践コミュニティ 第1回トークイベント 「みんなで北極域の未来を考えよう 北極探検家X北極研究者」(ArCSⅡ)
日本唯一の北極探検家、荻田泰永氏を迎えて、対談形式で北極域のみらいについて語ります。皆様からの質問にもお答えします。
日時:12月9日(木)15:00-17:00
会場:北海道大学学術交流会館小講堂、及びオンライン(zoom)
定員:40名程度
詳細・申込: https://tdcop.arc.hokudai.ac.jp/event_01/ (締切12月3日(金)
<トピックス>
1. サハでの火災の記録破りの年
A Record-Breaking Year for Fire in Sakha (September 10, 2021, NASA Earthobservatory)
https://earthobservatory.nasa.gov/images/148943/a-record-breaking-year-for-fire-in-sakha?src=nha
2021年の夏、カラマツの森で何ヶ月もの間、巨大な火事が猛威を振るった。サハでの数十年で最も厳しい火災シーズンとなり、840万ヘクタール以上の森林が燃えた。 「これは驚くべき量で、平均のほぼ4倍です」と、この地域でフィールド調査を行ったNASAおよび国立航空宇宙研究所のAmberSoja氏は述べている。これはまた記録破りでもあった。 NASAのTerra衛星に搭載されたMODIS(Moderate Resolution Imaging Spectroradiometer)が2000年にデータの収集を開始して以来、サハではどの年よりも多くの森林が焼失した。
2. グリーンランドの砂嵐
Dust Storms in Greenland (October 18, 2021, NASA Earthobservatory)
https://earthobservatory.nasa.gov/images/148995/dust-storms-in-greenland?src=nha
地球最大の島であるグリーンランドの80%近くが氷に覆われています。しかし、特に島の氷のない沿岸地域に沿って、秋の兆候がまだ風景に現れています。北極圏のツンドラのカラフルな変化に加えて、この時期に大きな砂嵐が発生する可能性があります。
2021年10月18日、SuomiNPP衛星のVisibleInfrared Imaging Radiometer Suite(VIIRS)とNASAのAqua衛星搭載のMODIS (Moderate Resolution Imaging Spectroradiometer)が、グリーンランドの海岸から西に向かって少なくとも4つの渦巻く砂嵐の画像を取り込みました。
発行:北極域研究共同推進拠点本部事務局(北海道大学北極域研究センター内)
広報:mail: Jarcnet(at) arc.hokudai.ac.jp
tel: 011-706-9074
URL: http://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/
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