Mail Magazine
JARC-Net Mail Magazine [12/10]
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J-ARC Net メールマガジン 第020号 (2019.12.10発行)
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北極域研究共同推進拠点(J-ARC Net)から北極域関係者並びに衛星観測関係者等の皆さま宛に発信するメールマガジンです。
毎号北極域に関係する共同研究や人材育成プログラムの公募、オ-プンセミナ-やシンポジウム、研究会の開催、人材募集、最新研究情報、産学官民連携推進に関する情報等を月1回程度配信します。
J-ARC Net は2016年4月に文部科学省「共同利用・共同研究拠点」に認定され発足しました。詳細はJ-ARC Netホ-ムペ-ジをご覧ください。
http://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/
連絡先: J-ARC Net 広報 Jarcnet(at)arc.hokudai.ac.jp < http://arc.hokudai.ac.jp >
目次
< ニュ-ス>
1. 【予告12月 9 日週 】2020年度 J-ARC Net研究者コミュニティ支援事業、及び産学官連携支援事業にかかる公募を開始予定(J-ARC Net)
2. 令和元年度 北極域研究共同推進拠点・人材育成プログラム「ウィンタースクール」参加者募集 (12/18〆切)(J-ARC Net)
3. 令和元年度北極域課題解決人材育成講座「北極域科学概論」開催報告 (J-ARC Net)
< イベント>
1. 12/12 第8回北極域オープンセミナー開催お知らせ(J-ARC Net)
2. 12/15 公開講演会『北極研究から見えてきたもの』開催おしらせ(ArCS)
3. 2020 年1/27北極基礎市民講座 ~北極の不思議 もっと知ろうその魅力~ 第5回講座のお知らせ(J-ARC Net)
4. 2020 年3/2-6第6回国際北極研究シンポジウム(ISAR-6)開催(JCAR)
< トピックス>
1. 世界最古の氷コアが、突如氷河期サイクルの謎を解決できる 2. 北極にプラスチックが集まっている、なぜ? 海氷から数多く検出されるマイクロプラスチック、空からも降ってくる
3. 北方林の活発な火災期間中の気象条件と暖かい気団
以下詳細
< ニュ-ス>
1. 【予告12月9日週】2019年度 J-ARC Net 研究者コミュニティ支援事業、及び産学官連携支援事業にかかる公募を開始予定
(1) 研究者コミュニティ支援事業
本事業では、拠点を構成する3研究施設※1の内外の研究者が協力して実施する(1)萌芽的異分野連携共同研究、(2)共同推進研究、および(3)共同研究集会を募集いたします。
(2) 産学官連携支援事業
本事業では、拠点を構成する3研究施設※1の内外の研究者や、企業及び官公庁関係者等が協力して実施する(1)産学官連携フィージビリティ・スタディおよび(2)産学官連携課題設定集会を募集いたします。
2. 令和元年度 北極域研究共同推進拠点・人材育成プログラム「ウィンタースクール」参加者募集 (12/18〆切)
本プログラムは、北極圏の生活を実感し、現地の参加者(大学院生、大学・企業の実務者、行政担当者)との議論を通して、北極圏においてニーズが高い課題を発掘することを主たる目的としています。
日程: 2020年2月24日〜 3月4日
(渡航期間の短縮を希望される方は、 2月25日出発の日程も可能です。詳細はお問い合わせください)
開催場所:ロシア・ウラジオストック、及びサハ共和国 ヤクーツク
使用言語:講義、セミナー及び巡検は英語で行います。
旅費:実費を支給します。詳細はお問い合わせください。
募集人数と応募資格:若干名
詳細・申込は次をご覧ください。
https://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/news/22275/
3. 令和元年度北極域課題解決人材育成講座「北極域科学概論」開催報告
詳細は次をご覧ください。
https://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/news/22302/
< イベント>
1. 12/12 第8回北極域オープンセミナー開催お知らせ(J-ARC Net)
今回は、「北極域石油・ガス開発の現状と展望」を主題とし、ロシアを中心とした北極域の石油・ガス開発状況、特にヤマルLNG-PJとそれに続くArctic LNG2-PJに関する最新情報を提供し、石油・ガス開発並びに北極海航路利用による海上輸送の期待と課題、国際・国内環境法の役割、持続可能性と生態系や地域社会への影響、今後の方向性や異分野・産学官連携の貢献や期待などについて議論します。
日時: 2019 年12月12日(木)13:20-18:00
会場: 海洋研究開発機構(JAMSTEC) 東京事務所共用会議室(東京都千代田区)
主催: J-ARC Net
参加費:無料 (意見交換会については有料)
申し込み締切:2019年12月9日(月)⇒当日も含めまだ受付可能です。
詳細・申込・お問い合わせ等は次をご覧ください。
https://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/news/22230/
2. 12/15 公開講演会『北極研究から見えてきたもの』開催
日時:2019年12月15日(日)13:00~17:15(12:30開場)
場所:伊藤謝恩ホール(東京都文京区本郷7-3 東京大学本郷キャンパス 伊藤国際学術研究センター B2F)
定員:先着350名 参加費無料(先着申込順)
共同主催:情報・システム研究機構 国立極地研究所、海洋研究開発機構、北海道大学
https://www.arcs-pro.jp/20191215kouenkai/
3. 2020 年 1/27 北極基礎市民講座 ~北極の不思議 もっと知ろうその魅力~ 第5回講座のお知らせ
2019年度新たに開講する本講座は、大きく変動する北極に関する最新の情報を自然科学だけではなく人文社会科学を含む幅広い視点で第一線の専門家が分かりやすく解説します。
年間を通し、6回(2019年6月21日~2020年3月27日)、12講義を行います。
<第5回>
日時:2020年1月27日(月)
14:00 ~15:00「北極の海の道、探検~挑戦~利用」~特にその北極域と周辺地域について
15:10 ~16:10「北極海からのLNG(液化天然ガス)輸送」
会場:日本印刷会館 (東京都中央区)
主催:J-ARC Net、共催:日本極地研究振興会、後援(株)クルーズライフ等
参加費:無料、先着100名様
申込・詳細は次をご覧ください。
https://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/news/22113/
4. 2020 年 3/2-6 第6回国際北極研究シンポジウム(ISAR-6)開催
日時:: 2020 年3月2日(月)-6日(金)
場所::一橋大学一橋講堂
主催:JCAR
詳細・申込等は次をご覧ください。
https://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/portal/21936/
< トピックス>
1. 世界最古の氷コアが、突如氷河期サイクルの謎を解決できる
By Paul Voosen Oct. 30, 2019 , 2:00 PM
世界最古の氷コアの発見を発表してから2年以上が経過した今、270万年前のサンプルの分析が発表された。驚くべきことに、地球の氷河期の周期が突然2倍になる前の150万年前の気泡には、氷河期の変化の手掛かりとなる可能性のあるCO2レベルが含まれている。
2. 北極にプラスチックが集まっている、なぜ? 海氷から数多く検出されるマイクロプラスチック、空からも降ってくる
National Geographic, 2019.11.06
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/110300639/
北極圏グリーンランド海。ノルウェー極地研究所のインゲボルグ・ハランガー氏は、氷上でプラスチックを採取している。
大都市から何百キロも離れたこの場所が、地球上で最悪レベルのプラスチック汚染地になっている。この地域の海洋マイクロプラスチックの濃度は、有名な5カ所の海洋ごみベルトの濃度より高い。最近では、空気中のマイクロプラスチックが雪と混ざって極北に降り積もっているとの報告もある。
3. 北方林の活発な火災期間中の気象条件と暖かい気団
Hiroshi Hayasaka, Koji Yamazaki, and Daisuke Naito, Weather Conditions and Warm Air Masses during Active Fire-periods in Boreal Forests, Vol. 10, Article 100472, Polar Science, 2019.
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S1873965219300076
寒帯林で同時発生する北方林の4つの調査地域(東シベリア3ヵ所とアラスカ1ヵ所)の広範囲にわたる火災の気象条件を、様々な天気図と温度チャートによって調べた。衛星のホットスポットデータから、12を超える非常に活発な火災期間が特定された。
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発行:北極域研究共同推進拠点本部事務局(北海道大学北極域研究センター内)
広報:mail: Jarcnet(at) arc.hokudai.ac.jp
tel: 011-706-9074
URL: http://j-arcnet.arc.hokudai.ac.jp/
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