概要

北極域研究共同推進拠点の概要

1.目的
  • 北極域における環境と人間の相互作用の解明に向けた異分野連携による課題解決に資する先端的学際的共同研究等を推進し、北極域の持続可能な利用と保全に関する新たな学術領域の創成を促す。
  • 先端的・学際的共同研究等の推進にあたっては、三機関が保有する船舶や海外拠点等の研究インフラを最大限に活用することに努め、研究者コミュニティと企業や官公庁とを仲介し北極の課題解決に資する産官学の取組を促進する。
  • 俯瞰的な視野を持ち、北極の課題解決に向けた国際的な議論をけん引できる人材を育成する。
  • 以上の活動に関する成果を効果的に発信し、国際的な北極域研究に関する我が国の存在感の向上を目指す。

 

2.活動
①研究者コミュニティの支援
  • 萌芽的異分野連携共同研究
    共同研究集会での議論や共同推進研究の実績も踏まえ、それらに参画した研究者等が発展的に融合させた研究企画を支援し、異分野連携による課題解決に資する萌芽的研究の実施を促進する。
  • 共同推進研究
    自然科学系研究者のみならず人文社会科学系や実学系などの幅広い分野の研究者、さらにはそれらの分野から北極域研究に新規に参入する研究者も対象として、研究者の自由な発案による共同研究の実施を促進する。
  • 共同研究集会
    幅広い分野の研究者を対象として、萌芽的異分野連携共同研究や共同推進研究に係る研究プロジェクトを形成するための議論の機会を提供する。
②北極域産官学連携の推進
  • 北極域オープンセミナー
    企業や官公庁の関係者を対象として、北極に関する最新の自然科学や社会科学に関する情報を提供するとともに、北極の課題解決の取り組みへの新規参入の需要を喚起するためのセミナーを開催する。
  • 産官学連携課題設定集会
    研究者や企業、官公庁の関係者を対象として、産官学が連携し共同で解決にあたる課題について議論し、共同研究を形成するための機会を提供する。
  • 産官学連携フィージビリティ・スタディ
    産官学連携課題設定集会等で議論を行って設定された課題について、研究者や企業、官公庁の関係者を対象として、産官学が連携し共同で解決にあたる課題解決型の共同研究を進めるための実現可能性調査活動を支援する。
③北極課題解決人材育成の推進

研究者のみならず企業や官公庁の関係者も対象とし、俯瞰的な視野を持ち北極の課題解決に貢献する人材を持続的に育成するためのコースを提供する。本コースの実施にあたっては、北海道大学が設置する日露ジョイントセンター等を活用して、北極域におけるフィールド研修等を実施する。

④成果の発信
  • 国際シンポジウム
    北極域研究共同推進拠点の活動に関する成果を発信すると共に、有識者を招き、事業の展開等に向けた議論を行う。
  • ホームページ等の媒体整備
    ホームページ等の各種媒体を整備し、共同研究や共同研究集会の成果などを集約するとともに、北極域研究共同推進拠点の活動等に関する情報を適時掲載し、広く一般に公開する。

 

3.期待される波及効果
  • 異分野連携による北極の課題解決に資する研究の進展と、異分野連携・融合による新たな学術領域の創成
  • 異分野連携を通した新たな視点・技術等の導入とイノベーションの創出
  • 先端的・学際的な共同研究等を通した北極の研究の国際的な連携推進と、産官学コミュニティの拡大
  • 北極域における新たな産業分野や市場の創出
  • 北極の課題解決に参画する俯瞰的視野を持った多様な人材の供給
  • 課題解決を通して国際社会における日本の地位向上への貢献

 

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